2008年12月5日金曜日

ports install for server the newbies

新規FreeBSDサーバに ports 関連をきっちり入れていく手順について:

まず、要点から箇条書き。

・cvsup はもう要らない。

 どこかで、ezm3なんかが突っ込まれている場合は注意。
 FreeBSDソースツリーを取得するのには必要なcvsupだが、Modula-3の実装を
 必要とはしない。 csupがあるので、それを使うこと。


・csup も portsツリーの維持には不必要可欠。

portsnapも、不安定な回線にとってはあまりうれしくない場合がある。 Webキャッシュの誓で取れないケースがある。 とはいえ、csupを使うよりも手軽。 portsnapのミラーは、Googleとはいわないまでも、FreeBSDマシン1000台ベースの管理をするようになるまでは不要。

という点を踏まえてまずすべきは。

0. portsnap fetch
0a. portsnap extract

これには場合によっては30分くらいかかる。どちらも最初に長い時間を要する。
手近にcvsup-mirrorがたってれば、csup -L2 なんちゃら で、手近なports-cvsupツリーを
拾ってくるのもあり。


1. /usr/ports/database/db4x の導入。

こいつが何故いるかというと、portsupgrade パッケージを入れるためだが、適当にやると枯れきったdb41辺りから入れてくるので要注意。 Berkeley DBは 長年使われたことと、私企業の製品(BSDライセンスによる使用を許すものだが)に転化したということもあって、配布場所の変遷著しいし、古いものは、メンテナンスされなくなるのではないかという危惧があって db46位にしている。

もちろん、最新のdb47もあるのだが、これは、OpenLDAPのportsで使っておらず、db46/db47が相乗りになって、管理がややこしくなるから入れない。

2. portsupgrade の導入

こいつがないと、 portversionなどの aquisitionが出来ないし、アップグレードもわずらわしい。 難点は、ruby/bdbの絡みがあるので、こいつらが更新されるときに死ぬこと。 もちろん自分自身(portsupgrade自体がportsで提供される)の更新もこける。 ので、最近では、portsmasterも入れて、相互補完する。

管理上、portsupgrade は、portsinstall/portsversion/portsupgrade の主要三形態を利用する。 んで、pkg_deinstallなんかを掛けた時に、矛盾が生じたら pkgdb -Fで修復である。

3. 後は好きなものを入れて行く。

私の好みから言うと、 smartmontools/jed/zsh/sudo/ipmitoolまたはmbmon は欠かせない。 これらはサーバの管理作業に必要な情報、操作手順を用意する。 zshを使うのはいろいろ便利な機能があるからで、csh由来のtcshが嫌いなのもちょっとある。 

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