2011年7月29日金曜日

ML110G6 on Xeon 3430

これが ¥29,800 とか云うのだから、痺れてしまうねぇ。
ディスクレスだけれど。
ML110 G6 BM101A Xeon X3430 2.4GHz メモリ1GB DVD-ROM HDDレス OS無し



今までこの手の安価サーバはXeonなんて載ってなかったんだから。まあ SandyBridgeの安価なMPUが主流になるとわかってくると LGA1156-XEONは微妙な立場。 とはいえ、LGA775 / Celeron430 の3倍のエネルギーで4倍の性能があるから、僕の納品先では多分有効。今時CeleronでWebサーバなんてどんだけ待ち時間で客の入りをロスっているか分からない訳ですが、そういう選択をしちゃうんだよねェ。止むに止まれぬ選択だとは言え。


WD/RE4 gmirror したマシン・メモリ16GBを搭載して make -j20 buildworld/buildkernel を連続処理した結果
20:53:49 --> 21:20:52  ほぼ26分でした。 timeとコンパイルログを取りながらの結果。
time の出力: 1624.00 real 4392.30 user 511.73 sys …

/dev/nullにログ捨てたらもっと速く終わったかもしれない。

FreeBSD8.2 gmirror install

HP ML110G6 に 保険替わりに HDDx2 で FreeBSDを インストールをする際、ハードウェアRAIDをつけてなければ、GEOM Mirrorを選択するのが弊社の習わし(?)なのですが、やはり手順上次の方法は出来なかったのでご報告申し上げる次第。

1.Install用DISKで起動する。
2.取り敢えずFIXIT選択メニューまで行く
3.FIXIT用LiveFSディスクを予め用意して FIXIT
4.FIXIT中に次のような操作。

 → # chroot /dist
# mount -t devfs devfs /dev
# gmirror load
   # exit
# gmirror label -v -b round-robin gm0 /dev/ad4
# gmirror insert -v gm0 /dev/ad5 (ata2-slave??)

5. FIXIT終了
6. さてインストール媒体を探させてみる → ad4/ad5 げげーん。

ということで、sysinst は mirror/gm0 とか探さないらしいと判った。
この辺り、設定ファイルか何かでいじれるんだろうかねぇ。

今回の納品の前に収めた機材の場合は、HDDx1 だったので、sysinstでディスクを切るという手間を、起動中のコピー元サーバに刺して実行。その後 make installworld をしてみた(DISTDIR設定をする)。実は、こっちの方が手間がかかった(初回のsysinstがディスクを全部umountして終了しやがったので、コピー元のサーバがパニックして再起動になった)ので今回はやめておいた。

オリジナルインストーラを作って最初から必要なものを自動で生成してくシステムを作っておいたほうが良さそうな気はしてきてる(管理してる*BSDサーバが30台近くなると入れ替えは毎月あってもおかしくない)けど、どうしましょ。

2011年7月8日金曜日

iPod touch再入獄…

iPod touch 4G君。 開発ターゲット用に買ったはいいけれど本人の飽きっぽさに放置半分の可哀想な機材です。なんでそんなに使わなくなったか理由を幾つか書きましょう。全部、iPhone4Gに比べての話です。

  • WiFiの電波掴みが宜しくない
  •  酷いと10db位違います。
  • OSとして使えるメモリが少ない
  • iPhone4G 512MB で iPod touch 4G 256MBという話
  • カメラもしょぼい
  • iPhone4Gのフロント(つまりFaceTimeで自分が撮られる側)カメラ程度で固定焦点

    iPod Touch4Gは、iPhone4G-3Gモデム ということではないという事が明らかになると、持ち歩く場所がなくなってきます。

    ということで、僕にとっては残念な機械ですが、それでも音楽を聞くときにはiPhone4よりも良いです。特にAudio出力はしっかり出てくるので、スピーカ直結しても遜色ない音が出ます。そしてiPod(ウチにはiPod Color/iPod miniがあります) でないと動かないアクセサリなんかがちゃんと繋がります。iPhone4ではオーディオ機器を繋げても残念な結果になるのは、無断で店頭でのデモ機にぶっ刺してがっかりしていることがあるので(…なんてヤツ)、やっぱり音楽用携帯機器ってことに落ち着けたほうがいいようです。

    4.2.1の時点でもAirPrintに関しては、色々業務が止まることを怖れて、iOS4.1 で留めおいてある、わたしが今持っているたった一台のiPhone4Gには未だ出来ないことです。で、印刷が使えるようにすると何かと重宝するのですね、他人に渡すメモがすぐに取り出せるし。

    この試みを成す前に自宅のWindowsPCに AirPrintサービス+Bonjours サービスを動かせばAirPrint共有が出来上がります。Bonjoursサービスを止めていたのが原因でMacOSXのプリンタ共有もうまく行かなかったけれど、このあたりを探っていたらちゃんと動くようになりました。 4.2.1でも使えましたがすぐにはプリンター資源が見つかりませんでした。4.3.3の方が安定して迷わずプリンタ共有を掴めたようなのでこれも特筆しておくことかな。

    WindowsPC用のAirprintサービスはここ から拾ってきました。

    AirPrint、めちゃくちゃ便利です。コイツがあるなら iPad2をジジババ様に渡して欲しいときゃ印刷して〜というのも案外出来る気がする。

    で、脱獄しても使いにくいってことで結局また再脱獄のために再入獄しました。その顛末を書いておきましょうか。
    実は4.2.1JBの最大の問題点は tethered JB だったことですね。つまりヒモ付き。USB紐を付けてパソコンで操作しないと電源切ったりバッテリ切れなんかで止まってしまうとブートできなくて困ります。JB時に分かっていたことだけれどこんなに不便だったらまた再脱獄を出来るようにしてUntethered環境になる方がいいはず。

    再入獄の時は、JB時に設定した /etc/hosts とか色々邪魔するものが多いんで注意。ここでハマって出られない! と16xxエラーで死ぬのです。

    iTunes10.3+4.3.3.ipswがあればとりあえず抜けられますが、/etc/hostsを見直しておきましょう。 今日のところは入獄したところで終わり。