2010年9月25日土曜日

FONの微妙な立ち位置について

FON ってのは、中央集権的システムでは成り立たなくなると予言。

つーのはですね。 ユーザが増え続けると管理できなくなることを
全く考慮してないこと。 多分データベース管理できてないんだと
思われる節がゴロゴロ見られる。

現実に、何か身に降りかかることは予測できるし、真面目にインターネットを
考えるなら、近づかないほうが無難かもしれない。 キチンと管理できてない
FONの組織自体に情報をさらすリスクは計り知れないね。

Linus資格がなくなっても、夢のあるルータの代金を払った分と諦めて脱退
(単なるOpenWrtのルータ化だけでも十分面白い?)するのもありだと思う。
というか、情報消してもらえる保証が無いから、攻撃されたら怖い人は入るな。
まあ、小生は借家人だから一生このロケーションで暮らす気も無いし、提供した
IDは、個人との紐付けがあまり無いIDを使っているから、何の恐れも無いけれど。

 街中にFONのAPを探してWarDriveすると、1/10位の割合で発見されるのはやはり
SoftBankの配るルータだろう。 普及率はそこそこある。 まあ、日電系(WARP
STAR)とかが圧倒的に多いんだけど、全体に私が住んでる地域にどれだけAPがあるか
わからないくらいある。 こんなに無線ネットワークが多い地域も珍しいだろう。
世界中をGoogleのクルマが走っているようだけど、WarDriveもやってるらしい。
ドイツでは、その事実が発覚しているし日本でやってないという保証は無い。
個人の特定が困難な(AP提供者が、管理者とされるだろう)APが全体の5%くらい
あるんじゃないかと思うのだけど、このあたり総務省とかちゃんと把握してるのか?

 FONの仕組みで最もダメななのは、中央集権なところ。FONのシステムが緩やかな
相互扶助機構、地域コミュニティに立脚してないと、破綻してしまう。 もう規模から
言って破綻してるんだろう。 日本人が大好きな細やかなサポートが行き渡ってなか
ったり、時々FONのパーソナルページが見えない時が多いから困る。 多分、日本では
FONのルータが山ほどあるだけに、サポートが行き渡らないと、大変なことになるだろう。

0 件のコメント: