2009年2月19日木曜日

NAGIOS & NEXSM

NAGIOS は 古くはNetSaintから発展した、かなりメジャーな統合監視システムである。

わが社では監視エージェントとして4つのシステムで100台前後を監視しているのであるが、やはりフリーソフトだからだろうか、幾分表現力に欠けるところがある。特にネットワーク図などの面倒なものについては、普通に使うとスター状のものしか書けない。 まあホストベースでの監視だから、スター状トポロジーで監視が成り立つのは普通なんだが、NRPEと複数のNAGIOS監視システム間で連合し、ネットワーク全体の監視システムに作り上げることも不可能ではないので、複雑なネットワーク形状を表現できてもいいのだが、やはり樹状図しか書けない。

そこで NEXSMを試すことにしたのだ。
前日の "JUNG"、java環境の構築はそのために行われたのである。

かなりてこずりながら、 必要とされる coltやら、common-collectionなどを揃えた。

私は、物事に取り組む際に最初からはさして判ってないが取り組むうちに、見えてくる人間だし、Javaは別に知らないでも怖くも、なんともなくてただただ動かせるようにするのが面倒なだけである。

今回のシステムの概要が見えてきたのは、必要なものを揃え終わってから、さあビルドすっかとえっちらみると、おやまantが要るんだ。 makeじゃないんだ、蟻んこが要るんだ…と、もう探す探す。

antが入ったら、common-collectionを作ろうとするがうまくいかん。 どうも野良ビルダには難しいので、jakarta-common-collectionから行こうかと動かしてみる。 まあこっちは、ちゃんと入った・・・っつか、javacが動く環境あればそんなに大変じゃない。

そんなこんなで、ようやく nexsmを ant でビルドができるぞ! とやると、今度はライブラリがないと騒ぐ。 いろいろ調べるとどうもライブラリの入る libsディレクトリに全部叩き込んでおかないとだめらしい。 しかも、バージョン依存だたりするので、common-collectionも3.2.1だけど、3.1に無理やり名前を変えて叩き込んだ。 jungはバージョン見てなかったのに気がついたが、あとから「組み込んじゃってるから要らない」的な記述発見! 何だよ~。

ビルドしてみたらあっけなくできてしまう。 java環境をこしらえるのと違ってなんてことはないのだ。

 んで、次にやることは・・・ INSTALL.TXTによれば、htmlというフォルダを 公開してどーちゃらこーちゃら。 phpが動かんとダメよん的な書き方をしていたので、もうすでにphpを入れたapache2.0が準備してあるわけで、まーこれでNAGIOS本体も動いているわけでね。

 公開フォルダにphpファイルの設定ファイルがあって、ちょっと手こずり。 これは書かれた通りにやれば何のことはないのだけれど、ちょっとしたミスが発覚。

 あとBASIC認証なんて気休め程度の保護を、手順通りに突破する方法が準備されてないらしく、大胆かつ屈辱的にURLにパスワードも入れておかなきゃならん状態。 ま、https使えって感じで、そもそも、うちもその辺見られても触られても良い(所詮NAGIOSで出来ることは知れてる)投げやりなので、別にいいんですけどね~。

ここまで来て、クライアントから見てみるとappletが立ち上がりました。 んーよく考えてみれば、ターゲットでしかJava動かさないんだよねこれ。Serveletですらない。PHPが動きゃいいんだ? ってなことにいまさら気がつくわけですよ。 ってことは~、わざわざ苦労してまでJava稼働環境をFreeBSDマシンにこしらえる必要なんかさらさらなかったわけでして・・・・・。

・・・・動かない。

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