2010年10月4日月曜日

無線LAN問題・・・

世間的にはどうでもいいことなのか・・・(そうじゃないと思う)

量販店では有線Ethernetのハブの品揃えがどんどん悪くなる一方で、
無線LANルータ、ハブの類が大盛況である。

おそらく何処でも使えるし、あののたくる物体(スリザーでパズルめいた)ものを
延々引っ張ると結構な労働かつメートルあたりの費用も掛かる。私もCat6はまだしも
Cat7なんてマニアックなケーブルを引く気にはならない・・・。GbEは便利だけどね。

そんな理由で隣家の無線乱、いやLANが飛び込んでくる。まさに無線濫用。
PLCに至っては、有線なのだがかなり怪しい世界だ。

ついには干渉が問題になり、近隣で騒動が持ち上がる・・・なんてことはないだろうか。
無線LANの大出力化にはもちろん法律で厳しく取り締まることは可能なのだろうが、
近隣の騒音、悪臭などと同列に取り上げられる、「お茶の間紛争」の火種になって
行くのではないだろうか。 

 もちろん鉄筋強化が進んだ建物や電波暗室的な住居が、これらの問題を緩和する
だろうがそれによって携帯電話が使えなくなるという問題もある。 そもそもWifi局は
数mW以下の小電力で使うために受信側の性能も研ぎ澄まされ、ノイズに強い変調方式も
あるため一般的な日本家屋の壁を通す場合にどれだけの減衰特性があるのか実際に
調べないと判断しにくいものがある。

知り合いにアマチュア無線をやる人がいて、無線には詳しいので聞くつもりだが
50MHz帯に広域Wifiの規格が出たらしい。 こんなものまで、飛び交うように
なったら、BCLなんて世界は吹き飛んでしまうな。 もう飛んでしまったのかな。

特定小電力って言葉でひっくるめて扱われるのだけど、Bluetooth,単なる無線で
USBのキーボード・マウスを繋げるものに至っては、もう管理の仕様が無い。
一体どれだけの無線周波数帯がバッティングするのやら。 

私も、ついこの間までWifi忌避していたのだけど、もう背に腹は換えられないという
気持ちと、用途を限ることを念頭に、WifiやBTアイテムを徐々に増やしている。
こういうものは一気に整え、そろえるのは難しい(インフラ混乱はとても問題収束に
時間を浪費する)ので、やはり慎重にならざる得なかったが、まあ10年くらいの間、
上述の問題以外に何かが増えるわけではなかった(さもなけければ、さらに
使いにくくなるはずと考えた)ので、少しずつ手を広げることにする。

混線し始めたら、規制されるのか、新しい規格に逃げていくのか・・・
目に見えないだけにわからない世界だ。

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