先々週くらいから会社に配置した、Core i3-560/16GB という比較的新しいスペックのマシン。Windows7も軽々と動いていたけれども、FreeBSDを入れてみた。 実は 最近またLGA1,156のマザーと石の接テオを買ってしまっている。このLGA1156という型落ち、かつわずか2年足らずでオワコンなもの(SandyBridgeによって全て駆逐されてしまった)で、きっと手に入りづらくなるという理由で、代替品を集めているという状況。
本来なら、SandyBridgeの機材を買っているべき時期だけれどシステム屋は如何に明日の障害を素早く立ち直らせて機材と共に生き残るかを考える(?)から、そういう変な買い物をする。
脱線した。Xfce4 on FreeBSD の話しに戻ろう。Xfce4は ubuntuの派生系Distで軽いということだったので迷わず選んだwidget。そして、xorg7.5 は、私が大昔散々苦労したX11R5/R6の頃のことを全く忘れさせるわけではなかったけれども、portsからコンパイルして数時間で動かしてしまえるほどの時代になったことにはある種の感動を覚える。Linux2が出た頃に、X11をコンパイルして使ったことがあるが大変な時間(10数〜20数時間はコンパイルしていたかもしれない)を要して時折詰まったり、成功しなかったりというものだったから。
とは言え、FreeBSD-portsから、Xorgを入れてしまい、xfce4も入れてしまうのにそれでも3時間程度を要した。ほとんどがI/O処理時間だったと思う。
・・・って話を続けたかったのですが、この間ディスクが壊れて、このプロジェクトはご破算になりました(涙)
2012年7月19日木曜日
さくら のレンタルサーバを借りてみるという Exp.
ともちゃ(敬称略)が、 こんなことをつぶやいていた
tomocha.net/diary/?2012071… さくらのレンタルサーバがIPv6に対応してました! 正式対応というアナウンスはまだ見つけれていませんが。。。お申し込みは今の内に!スタンダード、プレミアムがお勧めです!
偶々、自社のサービスを支える外部ストレージやらサービスを探してたり、 他人様が管理しているレンタルサーバってそーいえば15年業界で飯喰えるように なってから一度たりと借りたことはないよな?? っと思い 借りることにした。 コースはスタンダード。 VPSでなくってレンタルサーバ。VPSも借りたいけど あっち怖い(root権限がある分破壊神全開したらヤバイからww)ので、取り敢えず NewBieなので そこで、色々やってみた・・・ 1.Shell使えるようになるまで。 仮登録メールが来るまで、ユーザ用のコントロールパネルをあっちゃこっちゃ弄ってた。 よく分かんないうちにパスワードを登録して・・・おー?4つもサービスあるから全部別に 設定しろだと? 取り敢えず仮登録メールの存在を知るまでは「えー、シェル使えんな」と思ってた。 仮登録メールが来たからアクティベートして利用開始(つかパスワードがメールで来るww んで、入れるようになった) 2. ユーザの権限について いつも強い権限で仕事している関係で、 netstatだの ps ax ばっかりして状態 監視するのは無理です(習い性なので辛い) VPSだったらroot動くんだろうねぇ。まあrootがないほうが気が楽っていう立場を 存分に使ってみるならこれでいい。 /var/log は全く見えません。 user レベルの権限で動かすシステムを書いて、 ログがユーザの/home以下に落ちるようなものでしか動かない。 当然といえば当然。 traceroute は使えるみたいだけど、負荷掛けたくないとか思った(=昔の常識) sysctl -a と、 /var/run/dmesg.boot は見えますので、スペックやらsystemに与えられた 設定の殆どは見れます。 shellで嗅ぎ回れられる事を前提に作られているようだけど、一つだけ気になったのは、 wall コマンドが使えることかなぁ。 コンソールで write に対応するユーザがどれだけ 居るは知らないけどね。もしかすると傍迷惑なことが出来るかもしれない。まあ害は小さいし mesg = n になってる端末には届かないと思ってます。 3. ipv6 ともちゃにある意味で唆されたのはこの機能。 ipv6環境なんて自分で作るのはしんどいし、 仕事のサーバはipv6に対応していても、正式な接続、RAだのなんだのをやる気がなかったので 参考にまで。 でもWebアプリを組んだりして外から ipv6でお仕事するなんて洒落おつなことはまだ 企んでもいないので(笑) ftp だけしてみたりw 4. FreeBSD8.1 今回、 OSは FreeBSDで選んでしまった関係で、古いです。 これもうすぐEOLだって、 おしえてもらった。 もう8.xは自社ではさっくさくとアップデートして8.1系は絶滅して るんでした。 5. shell zsh のほんとハシクレなので、偉そうな事は書けないけれど、zshが無いと気分がだれます。 zshなしでは仕事できません…つか /bin/cshはいやです。 %なんて嫌いです(ヒドイ) なので、 chshしちゃいました。 メールチェックが起きるので、うざいです。 /var/mail/hogegege とか見に行こうとします。 さくらのメールシステムは ユーザごとの Maildirが使われているようなんで、メールチェック 機能しません。これなんかちょっとしたハックあるといいですが、不精なんで調べてませんごめん。 なので、.zshrc に set MAILCHECK=0 入れました。うーん。 6. MUA CUIでは MUA使えません。CUI-Shellで過ごす時間長いこの鍛冶屋にとって CUI/MUAが無いと Officeにならないので、muttのソースを持ってきたりしましたが、portsで日本語対応が済んでる パッチなんかで普段楽なことしているので、反省が必要そうです。 まあ、ちょっと工夫して Mutt日本語くらいは入れてみよう(つーか先達のだれかやってたかも?) 結果として、今の所メールは見れますが日本語は読みづらいです(直接ファイルをnkfでフィルタする と読める) というところですね。 7.その他 コンパイラでソースをコンパイルして~/bin/に置く分には動いてます。 dnsip みたいな djbdnsなツールも持ってきて遊んでみた。 まあdaemonを動かしていいかどうかは様子見ですね。 nohup も出来る。 screen持ち込む気はちょっとしない(=パニクった事が何度もあるので)ので 今のところどう使い倒すか考え中と言うトコです。 Webとかほっとんど使ってないし、 mysqlは嫌いだからあるけど使ってないwww sqlite3 使えるみたいだしレンサバで出来ることって、ほんと良くわからないので、 暫く さくらインターネットさんに「害」にならないよう気をつけて遊んでみることにします(笑) ユーザレベルのアプリケーションで、システムを不安定することは不可能ごとでは無いと 普段業務で懲りているのです。多分そういう対策はしているだろうと思いますけど(QEMUな 仮想環境のサーバだから問題はないとおもいますけれども)一応、気を使います。
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2012年7月17日火曜日
SandyBridge系 Unix Benchmark (2012/07)
取りあえず、ベンチマークを取ってみた。
FreeBSD server 9.0-RELEASE-p2 FreeBSD 9.0-RELEASE-p2 --- CPU: Intel(R) Core(TM) i3-2120 CPU @ 3.30GHz (3292.59-MHz K8-class CPU) (HP ML110G7) INDEX VALUES TEST BASELINE RESULT INDEX Dhrystone 2 using register variables 116700.0 23216922.8 1989.5 Double-Precision Whetstone 55.0 3958.1 719.7 Execl Throughput 43.0 4459.5 1037.1 File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 3960.0 66871.0 168.9 File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 1655.0 103759.0 626.9 File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 5800.0 102228.0 176.3 Pipe Throughput 12440.0 2195343.9 1764.7 Pipe-based Context Switching 4000.0 154174.9 385.4 Process Creation 126.0 7117.4 564.9 Shell Scripts (8 concurrent) 6.0 775.7 1292.8 System Call Overhead 15000.0 1643659.6 1095.8 ========= FINAL SCORE 683.0 ---------------------- FreeBSD 9.0-RELEASE-p3 #0: Fri Jun 15 13:12:03 JST 2012 hiko@vmsv2:/usr/obj/usr/src/sys/GENERIC amd64 CPU: Intel(R) Celeron(R) CPU G530 @ 2.40GHz (2394.56-MHz K8-class CPU) (DELL PowerEdge T110-II) INDEX VALUES TEST BASELINE RESULT INDEX Dhrystone 2 using register variables 116700.0 17372238.4 1488.6 Double-Precision Whetstone 55.0 2996.6 544.8 Execl Throughput 43.0 3129.0 727.7 File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 3960.0 143870.0 363.3 File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 1655.0 127167.0 768.4 File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 5800.0 95531.0 164.7 Pipe Throughput 12440.0 1686388.1 1355.6 Pipe-based Context Switching 4000.0 268144.5 670.4 Process Creation 126.0 9844.1 781.3 Shell Scripts (8 concurrent) 6.0 753.0 1255.0 System Call Overhead 15000.0 1253284.3 835.5 ========= FINAL SCORE 701.4 ------------ FreeBSD 9.0-RELEASE #0: Tue Jan 3 07:46:30 UTC 2012 CPU: Intel(R) Xeon(R) CPU E31220 @ 3.10GHz (3093.04-MHz K8-class CPU) (Dell PowerEdge T110-II) INDEX VALUES TEST BASELINE RESULT INDEX Dhrystone 2 using register variables 116700.0 22678376.5 1943.3 Double-Precision Whetstone 55.0 3962.9 720.5 Execl Throughput 43.0 4525.9 1052.5 File Copy 1024 bufsize 2000 maxblocks 3960.0 231045.0 583.4 File Copy 256 bufsize 500 maxblocks 1655.0 127034.0 767.6 File Copy 4096 bufsize 8000 maxblocks 5800.0 215584.0 371.7 Pipe Throughput 12440.0 2190506.7 1760.9 Pipe-based Context Switching 4000.0 309185.5 773.0 Process Creation 126.0 13754.4 1091.6 Shell Scripts (8 concurrent) 6.0 2598.6 4331.0 System Call Overhead 15000.0 1633926.7 1089.3 ========= FINAL SCORE 1050.5
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